人生しきりなおしちゃん

人生しきりなおしちゃん

25歳女子。仕事やめて大学院へ行くの巻

フランスで行った素敵な美術館・ギャラリー

フランスに行って、色々美術館・ギャラリーに出会ったので、忘備録のためブログ書きます。
 
 
ポンビデューセンター
パリに来たら、とりあえず行っておかないけない美術館という印象だったので行きました(笑)夜22:00まで空いているって思って夜に行ったら、まさかの展示は21:00までで、全然見ていないのに追い出されたのでgooglemapの営業時間に惑わされないようにして欲しいです...。多分、1階の本屋が22:00まで疑惑。
 
私が行った時は、DAVID HOCKNEYの展示。ビビッドな色使い。近年の作品は絵画にとらわれず制作しているとのこと。
(←その作品は追い出されてみれなかった。)
 
海の波紋の部分がとても綺麗。
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このビルの窓の色使いも素敵。
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写真で、絵を作る。それぞれ若干時間がずれていくのに、一人の人になるのが面白かったです。時間のずれが生じるのにその人になる。
 
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ポンビデューセンターメス
 
パリから新幹線に乗って1時間半ぐらいかかるので、時間に余裕がある人向けですが。
Japan-ness「1945年以降の日本の建築」特集を見に行きました〜。
パリに向かう列車予約していたので20分ほどしか見れなかったけれど、日本の身近にある建築の設計図が見れただけで胸熱。
大阪万博の繊維館の設計図、大学生にいた時、よく前通ってやば〜っていつも思っていたでかい顔の建物が実はすごいものだったっていうのをこの展覧会で知りました。(すみません)
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スライドショー見てたら、まさかの中高の母校の画像が登場して何事かと思ったら、設計図も展示されてて、フランスで母校の設計図と会うとは〜と感慨深かった...。
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数十年前の設計図や建物を今見ても、斬新で圧倒される。
日本で建築となると耐震性も考えなければいけないし、海外よりもハードル高いイメージがあるのに、大胆な構造で作られていてもうどうやって設計しているのかさっぱりですが、とりあえず安易ですがすごいとしか言えない。 
 
今回、フランスで日本の建築が取り上げられた理由として今、フランスでの再開発プロジェクトで日本人建築家が設計を担当しているものが数件あるらしく、なぜ日本人がフランスの建築コンペで採択されるのか、というのを過去の歴史から遡ってみる、というのが目的の一つでもあるとのこと。(ネットで調べた)
 
パリは戦前からある建築物をそのまま中だけ改装して使用しているところが多く、
ここ来る前に行ったドイツミュンスター は、戦争で壊されたが、戦前と同じ建物になるように再建築
と、昔ながらの建築構造を大切にしている印象がある中、東京は正直、昔ながらの街並みはほぼ全くなく、常に新しい構造物を立て続けている。個人的に、昔の建造物を使用することで、観光地化も見込めるし(京都もその一つと言えるかも)、東京の統一性のない建物群に良い印象が持っていなかった分、今回日本建築が取り上げられることが意外だったが、逆に戦争後、今までのものを否定した後だからこそ、新しい建築を生み出し、実践しやすかったのかな、と思いました。 
 
 
 
Halle Saint-Pierre 
 
モンマルトル駅からすぐにあります。
たまたま行ったらちょうど、アメリの監督ジャンピエールジュネの展覧会が開催されていました!
 
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セットに使用した品々がいたるところに。発狂。
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f:id:tana_mi:20170922195956j:plain小道具から、絵コンテまであってときめきました。
ジャンピエールジュネの映画は、内容もいいけれど映画に登場する小道具たちが特に素敵。
その小道具自体は元々ある机〜とかいす〜ランプ〜とかじゃなく、そもそもその小道具自体を発明しちゃうセンスがすごい。
 
この脳みその道具とか訳わからないもんな。笑
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アメリだけじゃなく、エイリアン4などなど監督作品の小道具たちが展示されているので、ぜひファンは行って欲しいです...。
 
 
モンマルトル少し下るとある、アメリの舞台のカフェで一人クレームブリュレも食べました。
隣に日本人の男性の人座ってその人も、ことりっぷ的なガイドブックを見ながら一人食べてて、喧嘩したカップル見たくなり非常に気まずかったです。
 
去年、クレームブリュレが好きすぎて、インスタでクレームブリュレアカウント始めたのですが写真を投稿してたら、見栄えがほぼ同じということにテンションが下がり、止まってました。が、これを機に再開しようと思います。
Instagramで 「#クレームブリュレ紀行」 で検索してください。(笑)
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LE BAL
 
Halle Saint-Pierreのそこからちょっと歩いたところにある、「LE BAL」というアートセンターもとても素敵でした。
 
小さいですが、入ってすぐ本を売っているところの壁が、阿佐ヶ谷駅の地図(笑)おそらく、寺山修司のハプニング?の時のやつかな〜って思うのですが記憶が定かではないですが、完全に親近感が湧く(笑)
 
私が行った時は、ロシアの2つの民族の争いについてのドキュメンタリーがシーンごとに6-7話ぐらいに分けて展示されてました。
映像が非常に綺麗なんですが、内容は、争いなのに、映る映像は小さい子供の目線でまだ内容はあまり把握できないけれど、子供ながらのピュアな目線が強調されて、見ていてとても辛かったです。映像って誰でも取れるけれど、それを作品として発表して誰かに伝えるのって、誰でも映像が撮れる時代な分難しいと思うのに、単純に、子供が将来のことを話すとか、家族で食事をするシーンとかだけで、何か伝わってくる感じがして、すごいなと単純に思いました。
 
 
 
 「AUTO PHOTO」自動車をテーマにした写真展
フランスで見た展示で一番、ときめいて、展覧会の本買うかどうか30分ぐらい迷いました(笑)
車をテーマにしただけで、こんなに幅広い視線があるんだっていうのが目から鱗。
最初は車から見える風景、車のサイドミラーから見える景色、車自体、車に乗る人、運転している人、車の駐車距離、
車が作られるまで、捨てられた車、カーショーのモデル女性、などなど。車一つだけで、写真の種類も豊富。見応えがありました。写真とは関係ないけれど、自分も作品を作るときにあ〜もうこの題材の作品あった〜で終わるのではなく、ものは同じでも違う見方をすれば全然掘り下げられるんだな、って違う意味で感動。
この展示は9/24で終わってしまうけれど、今後フランス行くときにも是非行きたいと思います。

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今回のフランスの旅、王道のルーブル美術館に行かず(入場の列が長すぎて諦めた)細かく街を歩く旅でしたが、荷物を取られて絶望した以外は非常に有意義な旅でした。また近いうち、海外に住んだら行けたらいいな...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

念願のZKM

ドイツのカールスツーエにあるメディアアートセンター ZKMに行くために下車。
 
街自体はこじんまりしていて、駅前は動物園もあり自然がたくさんある印象で
それまで行ったミュンスター・カッセルとは違ってとても静かだった。
 
駅にあるゴミ箱の表記が日本だと「紙類」って書けばいいのを、4ヶ国語もかいてある。
みんな若干似ている。
 
 
 
その日のうちにパリに行かなければ行けなかったため、ZKMは2時間ほどの滞在だったが、
広い空間の中に、どん!と置かれる作品たち一つ一つがとても素敵でテンションが上がる。
 
lra Schneiderの作品がリアルタイム映像と過去の映像を組み合わせていてとても面白かった。
 
Wipe Cycle
9つあるテレビに順々にどこかのコマが移りつつ、自分の今の姿もうつる。
ランダム?に移る映像は、映画か自分で撮った映像のワンシーン。テレビを通じて、分身して行く自分の姿が面白い。
 
自分がどんどん増えていく。どれが今の自分なのかわからなくなる。
しかもそれを、自分だけじゃなくて実は、外の壁にも投影されている
管理人のおじいさんに教えてもらって知って、恥ずかしくなった。(笑)
 
・自分がどんどん増えていくリアルタイムから過去との境目がわからなくなる
・いつのまにか誰かに見られている怖さ?
 
っていう面白さがある作品。昔、大学の卒業研究の時に先生に教えてもらったのもこれかも。
なんか、4年越しに見れた気がした。
 
 
 
ナムジュンパイク internet dream (1994)
とりあえず、これだけテレビを繋げる事で迫力が出ないわけない(笑)
内容は、サイケデリック。ずっと見ていると、なんかおかしくなってくる。
でもきっと、題名そのもので、インターネットの将来を、ナムジュンパイクが表現したのかな(#安易)
 
 
そしてちょうど、9/7からやっていた別の企画展も非常に面白かった。
 
Datumsoria: The Return of the Real
 
中国と韓国のアーティストを中心に、アートとテクノロジーで政治や経済などに革命(おそらく問題定義?の事)を起こそうとしている人たちを取り上げている。
 
 
YAN lei  Reverie Reset 2016-2017
 
参加者のとった写真が、解析され文章化し、筒状の大きいディスプレイに表示される。
例えば、赤ちゃんだと、「その男の子は今○○をしています〜」ていう文が出るみたいな。完全にはあっていないけれど、道とか人とかは判定できるみたい。
 
壁にあるバーコードに自分のフォルダにある写真をアップロードできるので先日ドイツで撮った虹の写真をアップしてみた。
「A traffic light on the side of a road」若干違うけれど、街灯みたいなの映ってるし、一応道っていうのは解読したみたい(笑)
 
参加型で写真をアップできるからこそ、それが文章になる事でデータが蓄積されて、しかもそれがずっと自分の前に表示されるのではなく、回転されて、違う人の記録が回って行く演出もとても面白かった。
 
 
写真を解読して、変換する技術は他の作品にもあって、これは写真を解読して機械が絵を描いて行く。これもまず迫力がある作品。アジアって作品大きくしがちな偏見ある(笑)機械で絵を描くっていうのは、結構見るけれどこれは、機械自身がこの写真のポイントを決めて描いているから、プログラムで動かしているというよりも、自身で描いている感じがより一層した。
 
「人が機械を動かして描いている感」と、「機械自身が動いて描いている感」っていう微妙な感覚の違いってどこで出るんだろ。
 
 
個人的に好きだったのが、この作品。
 
Ra Jae Lozano Hemmer Pase Empty your pokets
 
自分のポッケに入っているものを出して、よく美術館のとかにある荷物検査の機械に入れると、上からプロジェクターで他の映像と被せて出てくる。荷物検査機っていう題材そのものが面白いけれど、最後までいった時に自分のものだけ、普通に地面に落ちるのが、映像と実物の感覚の違いを表してて、映像と実物を組み合わせるのいいな、と思いました。
 
 
Zhang pei Li Landscape with spherical Architecture
目の前にいる時にしか映像が流れない。
 
 
1階でこのボリュームで、2階はフォント展、
駆け足で見たけれど、これも面白かった。駅にあったゴミ箱のように、ヨーロッパは基本アルファベットベースにも関わらず、国を超えた瞬間言葉が一気に変わって、単語も変わるっていうのが、日本人の私からしたら新鮮。海を越えたら、そりゃかわるわなって思ってしまうけれど、陸続きの国で単語表記も変わるのが不思議。
 
 
 
3階はゲーム展示。
時間なかったから、駆け足で見たけれど、
Bill Viola の The night Journey が映像綺麗で気になった。やろうと思ったけれど、何しろプレステを全くやったことがないのでコントローラーの使い方がわからず断念。
 
youtubeで予告編はあった。
 
Bill Violaは大学時代、少し授業で映像見たぐらい、今回のドクメンタでも映像作品出していたけれど実写のイメージが強かったから、意外だった。でも、一気に変化して行くのではなく、徐々に変化して行く仕組みがゲームにも反映されているような印象を受けた。適当に触っただけだからわからないですが...。
 
 
 
大学時代から、なぜか「ZKM=メディアアート総本山」みたいな勝手な印象があったので今回、念願に行けてしかも
非常に勉強になりました...。23歳の頃は、制作意欲に燃えていた私が一旦会社に入って撃沈し、また26歳になってここに来れたってこと自体なんかしみじみと色々あったな。と考えてしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

10年に1度!ミュンスター彫刻プロジェクト

早朝にドクメンタを出てから列車でミュンスターへ。
 
ドクメンタで時間がない中、作品を大量に見て、ひいっとなっている中でのミュンスター彫刻祭はじっくり一つ一つの作品を見れるドクメンタとは真反対の機会でした。10年前の彫刻祭の時の作品もあったりするのでどれが今回のかわからなくなることもありましたが、彫刻というのがその場かぎりではなく、10年経って街に入り込んでいる感じが見れて面白かったです。
 
ドクメンタを見て思ったのは、作品をただ見るだけでなく、
 
「この作品を作るに当たった背景」
「その作者の考え(過去の作品などから)」
 
を知らないと理解するのが難しいと思ったこと。きっと、事前知識がある人であれば、おおお、こういう考えだからこのような形にしたのか、ってなると思うけれど、正直私は全く美術的知識ゼロ人間なので、理解するのが非常に大変で禿げそうでした。
そして、ミュンスター彫刻プロジェクトだからといって全て彫刻の作品という訳ではなく、映像作品も案外あり、驚きだった。おそらく、彫刻と他が半々ぐらいだった気がします。
 
気になった作品について
 
Aram Bartholl 12V / 5V / 3V
それぞれ離れた場所に3つ展示してありましたが、雨で遠いところには行けず、見れたのは5Vの作品のみ。
地図を見ても、なかなかわからないような道の下の通路での展示。
 
ろうそくの火で発電して電気がつく。
 
古代の技術と現代の技術の対比のような。
シャンデリアのような形態も良かった。
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CAMP
昔、東京現代美術館でうさぎスマッシュ展やっていた時に、見た監視カメラの警備員の映像「見る側と見られる側の対話」で覚えていたCAMPも出品していて見たけれど、おそらく壊れていた、気がします。後で動画見たら、ボタンを押したら、映像や実際に遠くの建物にいる人がこちらに向けてプラカードを見せてくるよう。私がいった時は、雨の中、必死にMAX直していました。
ちょっと残念。
 
 
Michael Dean
ドイツはカッセルもそうだったけれど、美術館建設ラッシュの模様。この展示会場の美術館も最近できたようで非常に綺麗。にもかかわらず、1階部分をビニールテープで覆い、中心にあるものは道端で拾ってきたようなゴミ袋のクズや本を木に巻きつけたようなもの。あえて、綺麗な美術館の中心に、ストリートをそのまま持ってきたような風景のギャップが面白い。
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Ayşe Erkmen
川の中に橋を作る。残念ながら、雨でかつ寒かったので、渡れず。写真だけ撮ったけれど、水かさがあったので、もはや橋も見えない状況。。。夏の間は人がたくさんいたようです。彫刻を見るのではなく、その上に立って体験できるというか、自分が彫刻の一部になるような体験ができる。その様子を見るのも楽しそうだな〜と思いました。
 
 
今年のではないけれど、前回(10年前の)
ブルースナウマンの彫刻も見に行った。途中でwifiが切れてここはどこだ状態になったけれど、近くの大学の無料wifiをひっそり使い何とか到着。全世界wifi無料にしてほしい・・・。
中心に向かって、凹んでいる四角形のコンクリート。中心にたつと、自分だけ視線が違って、なんか隕石が落ちた異空間にたっているような。

 

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Pierre Huyghe
町から結構離れたところにあるけれど、それもかけていくべき作品。とりあえず迫力。そして、入場制限しているから、いても中は2-30人。とても静かな中な元アイススケート場の地面が削られて、下の土がむき出しになっている。入った場所は、AKIRAの最後らへんに出てきそうな、何もない地球が終わった感じのところになっているけれど、奥に進んでいくと中央の水槽に紅白の魚が、泳いでおり、もっと進むと水たまりと草が少し生えたところで終わる。その天井の窓が数分に一回開いたり、閉じたりするので太陽の光が入ったり入らなかったりする。もう、見てて、知識がない私でも「圧巻」唖然という感じでした。
 

 

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ミュンスター彫刻プロジェクトは10年に1回だからこそ、じっくり考えてアーティスト決めてそのアーティストの展示したい場所も一緒に考えて、制作したんだなっていう印象。要は全てが、サイトスペシフィックな作品だった気がします。ベネチアビエンナーレドクメンタと見てきて、それぞれ量がすごかったけれど、こういう量はそんなに多くなくても、それぞれじっくり考えて制作するっていうスタンスがミュンスターにはあって、だからこそ10年に1回っていうスパンが大事なのかな〜と思いました。

ひらすら難問のクイズを出された感覚なドクメンタ14

アルスエレクトロニカを後にして、向かったドクメンタ。特に今回のテーマが「アテネに学ぶ」まさに政治的訴求でプロパガンダなのではないかと思ってしまう作品が多い印象。もしくは、どの部分が政治的な訴求をしているのかクイズをひたすら出されているような感覚で、しかもそのクイズがひたすら続くのでもう最後らへんは、脳内停止状態になってしまう、率直にそんな感想です。
 
おそらく、こんなことを言うと、元も子もないけれど、日本人だからわからないということも一理あるのかと思いました。(単に私に美術の知識があまりないのが原因なのは大前提)というのも、圧倒的にヨーロッパの人に対してメッセージを伝えたいという感じがとても伝わってくる。
 
アテネに学ぶ」というタイトルもそうだけれど、今後どの国も(特にヨーロッパ)アテネのようになりかねない、ということをまずはじめに伝えたかったのではないかと思える作品が多い印象でした。
 
そして藤幡先生のブログにもあったように「生きる」ことについて考えさせられる作品が多い。ヨーロッパにいると、日本ではさらりとしか流れないテロのニュースの場所が、近かったりする。つまり、生きることに対して考えることが多いのではないかと思った。個人的にはテロが多い、今だからこそ、一度量を担保してでもアートの力でストレートにヨーロッパに住む人に向けてぶつかることを目的にしたのではないかな〜と思いました。もちろん、日本人が見ても面白いとは思うけれど、完全にこの内容を理解するには圧倒的な教養、そして美術に対して議論することをしてこなかった日本人がいきなりここに来るのはハードル高いと思います。。。ひい
 
会場がたくさんあり、かつ2日間で一気に半端ない量を見たのであまり記憶に残ってない部分が多く、かつドクメンタで撮った写真が全て盗難されたカメラの中なので、全く写真残ってないのが辛いですが(泣)印象に残った作品。
 
Bottari
アジア柄の衣類が入っているような袋が数個置いてある。それだけで、シンプルなのに誰しもすぐに難民問題についての話なのでは?と考えてしまう。
Hanes haacice(1959)
美術館で展示を見ている人を撮る作品。完全に自分の研究にかぶったので気になりました。
 
Fix it  MONA HATOUM
アテネで壊れた部品を直し作品にする。
 
 
特に面白かったのはNEUENEUEGALERIEにあった
Roger Bernard / FFF
The place of the thing
ソクラテスの裁判が行われた場所の石をカッセルまで運び埋葬するプロジェクト(おそらく)
石を運ぶまでの過程を展示しています。
 
 
Alvin luckier 
sound on paper (1985)
 
真っ白な薄い紙が貼られた絵画が3枚飾られている。
その薄い紙の後ろにスピーカーが設置されていて、おそらくポエムを言っている。
その音の振動でわずかに紙が揺れる。サウンドアートなのに、見た目が絵画なのが面白い。
 
Susan hiller
Lost and found (2016)
これも音と映像だけれど、シアターで見る。少数民族のインタビューの声が波形になって表示される。
 
個人的には、国立葬儀史博物館の常設展が興味深かったです。
いろんな国の埋葬の仕方やお墓の歴史が実物とともに展示されてて、しかも最近できたのか非常に綺麗・・・。
しかし、写真たくさん撮ったのに・・・それも全部盗まれたカメラの中・・・
 
 
あと、単純に一番これが結局伝わるな、と思った作品。
regina jose
四角形の角に穴が空いた部屋にそれぞれ銃がついていて、その部屋の中心にたつと、誰かわからないけれど、自分に銃が向けられる作品。
体験して見て、絵画で戦争について伝えられるよりも、一回この中心に立っただけで、恐怖を感じた。どストレートな訴求の作品だけれど一番、印象に残った作品。
 
 
本当に量が多くて、ひたすらカッセルの街を歩きに歩いて回る感じでしたが、カッセルは戦争で全て破壊され、そこから復興した際に、ミュンスターと違って、前の形に再建しなかったからあまり街としては面白くないと聞いてましたが、そんなこともなく、
宮殿?(おそらく今は博物館)の前の芝生は本当に綺麗でした。一緒にいた同期と、あ〜ここ住んで、朝とかランニングしたい〜とずっと言ってました。写真たくさん撮ったのに、、、それも、、、全て盗難されたカメラの中・・・。悔しい。