人生しきりなおしちゃん

人生しきりなおしちゃん

25歳女子。仕事やめて大学院へ行くの巻

ロンドン 大英博物館とテートモダン

ロンドン2日目はキングスクロス駅で9と3/4番線を見た後(一人恥ずかしくて写真は撮れなかった)

 

大英博物館!小学1年の時に行って以来だったけれどおそらく改装?してめちゃくちゃ綺麗な内装になっていた。

ミーハーなのでもちろんロゼッタストーンを写真とる。

f:id:tana_mi:20180228234852j:plain

 さすが、エジプトから盗んだ?盗った?分、展示品のレベルが高すぎる。日本の博物館と比にならない。エジプトに行かなくても、もうここで満足すぎるぐらいの品々があります。

 

写真撮り忘れたけれど、個人的に一番よかったのは昔の時計ゾーン。

大時計の設計など、映像で詳しく見入ってしまいました。

 

ただ、最近日本の博物館はインタラクションに力を入れすぎて、映像やらプロジェクションマッピングやら色々あるけれど、大英博物館は逆にもう展示品と文しかないので、とてもシンプルで無駄がなかった気がします。

 

博物館っていうか、歴史館ですね・・・。

 

 

昼は、有名らしいフィッシュアンドチップス屋さんへ。

結論全然美味しくない。ここのフィッシュアンドチップスは日本人にも食べやすいってなんかでみたのにとんでもない油のパワー。イギリスの人は週に数回これ食べてるなんて、正気かってなりました。でも経験として、食べれてよかった!

f:id:tana_mi:20180228235313j:plain

 

 

 

そして、念願のテートモダン!!

予想以上に展示が多いのに、常設展は全て無料で見れる太っ腹さ。1日いられるくらいのコンテンツで、まさに英国国立現代美術館としての本気を見た感じがした。特に、ブルースナウマンの部屋があり、作品がたくさん所蔵してあったのは胸熱。特に有名なネオンサインを使用した作品の展示が多く、日本だと直島にある「live and die」と同様、ポップに見せてる。

 

f:id:tana_mi:20180228235434j:plain

f:id:tana_mi:20180228235433j:plain

 

写真はないけれど、9月ポンピドゥーセンターでも展示があり非常に興味深買ったZINEB SEDIRAの作品はここでも展示されてありました。

 

祖母と母の会話する言葉と母

と娘が話す言葉が違うため、祖母と娘さんはお互い同じ言葉で話すことができない。それぞれ1対1で話す様子が映像で流れているが、祖母と、娘さんの会話の様子はお互い戸

惑っている様子で流れていて、非常に印象的。

 

ひたすら展示を見ていたら、もう夜になっていたので、

最後に、ホワイトチャペルギャラリーやら古着屋さんなど見てホテル。

そして爆睡。

 

思った以上に、ロンドンは移民の方が多そうで、かつ治安のばらつきが激しい印象でした。ホテルの周りは治安良さそうだったけれど、古着屋さんらへんは人もあんまいなくて早歩きしないと、怖いな〜て印象。

 

ホテルでは爆睡して、次の日、プチ旅でブリストルまで行ってきます!

 

 

 

 

リンツから怒涛の20時間バス パリ経由でロンドンへ

リンツからロンドンまで。20時間バスの旅。リンツの空港からロンドンまでライアンエアというLCCが飛んでいますが、荷物が多すぎて超過料金で高くつくということで、泣く泣くバス。リンツからパリで一旦乗り換え、ロンドンへ。

f:id:tana_mi:20180228233914j:plain

最後、寮でパシャリ。荷物多すぎな・・・

 

 

 

しかもパリからロンドンまではバスのセールで8ユーロ。約1000円。大垣から名古屋へ行く感覚ではないか!とびっくり。

 

乗り換えのパリでは少し乗り換え時間があったため、9月にも行ったけれど少し観光。昔行ったパリはとても大きい街のイメージがあったけれど、実際今回一人で行ってみると他の都市に比べても小さい。地下鉄に乗ればすぐ端っこまで行くことができる。にも関わらず、街の雰囲気はなぜか分からないけれど、やっぱり素敵だしお店やいる人もみんな素敵。いつかパリに住んでみたいと密かに思う。。。

f:id:tana_mi:20180228233907j:plain

パリのジュンク堂丸善?日本語の本しかなくて、ただの日本であった・・・。

 

昼は奮発して、ハンバーガーを購入。超美味しかった!

f:id:tana_mi:20180228233843j:plain

 

 

 

 

f:id:tana_mi:20180228233722p:plain

 

 

パリからロンドンはトンネルで向かうが、トンネルに入るまでが、フランスの出国審査、イギリスの入国審査で2回もバスから下りて審査がある。特にイギリスの入国審査が自爆テロが最近多いため厳しく、帰りの飛行機、ホテルの場所も聞かされる。一人入国できず、降ろされていました。。。そして多分、日本人っぽい少年。。。トンネルも道路ではなく、列車しか通れないため、車両用の大きな、鉄道にバスや車ごと乗車して向かう。その列車には窓がないため、バスに乗っているとこれは進んでいるのか、止まっているのかバスに分からなくなる。ディスニーランドのスターツアーズのようなイメージ。アトラクションに乗っているような感じがしてとてもワクワクしました。

 f:id:tana_mi:20180228233746j:plain

 

 

トンネルを抜けてロンドンに入ると一気に街の街並みがハリーポッターで見た感じになり、今まで見た典型的なヨーロッパから一気に違う国に来た!という感じに。ロンドンの建物は全て繋がっているような構造で他のヨーロッパの古典的な建物の構造とは違った雰囲気でやはり日本のように島国(海を超えなければいけない構造)だと、近くてもこんなに変わるのかと驚いてしまいました。にも関わらず、英語が世界でこんなに話される言葉になることにも驚愕。

 

バス降車場所からホテルまでは、地下鉄で行けそうだったけれどあまりにも荷物が重い&トランクのローラーが壊れているということで泣く泣くタクシー。3000円ぐらいかかって、パリからロンドンまで1000円なのに、勝手に悔しくなりました(笑)

 

ホテルは、キングスクロス駅から徒歩5分ぐらいのホステル

YHA London St Pancras Hostel

 

相部屋でしたが、トイレもお風呂も綺麗だったので満足!

そして、wi-fiも使い放題!近くにスタバもあって何かと便利でした〜。

ただ、お風呂・トイレ付きの相部屋にしたけれど、あまりにも水の音がうるさくて周りの人に迷惑かなって思い、結局共用(綺麗だった)のお風呂使うことにしたので、今後泊まるとしたら、普通に一番安いプランにするかも。

 

ロンドンには3泊!

最後の観光を楽しみます〜!

 

 

さらばリンツ!

とうとう三ヶ月滞在(途中で色んな場所行き、いないことも多かったですが)したリンツを離れます。
単純にリンツは、思った以上に栄えていてかつとても安全な場所で、ここ一生住めるな、と思えました。(笑)
 
ドナウ川がすぐ近くを通り、広場も教会もあり、その中心でトラム(路面電車)が走っている。
ヨーロッパで見られる典型的な風景ですが、色んな国を見て見てもリンツが一番バランスが良い気がします。
良い意味で観光化されていない感じ。
 

 

中心の道路はチェーン店が多々並ぶけれど、一本道に入ると、とても可愛い個人経営のお店がたくさんあって、
正直はじめの一ヶ月は全く一本道に入ったところなんて行ったことなかったけれど、知ってからは学校が早く終わった時などにウィンドウショッピングを楽しみました。
リンツに昔からあるケーキ屋さんやら、お店やら。中古のお店など。地元の人が地元の人へ売る。地域内で経済が回っている感じが、東京だとあまりない風景なので、新鮮でした。
 
リンツは、昔ヒトラーが愛した街として印象があまり良くない時に街を起こしてアルスエレクトロニカセンターができ、テクノロジー×地域活性化の第一線を行く街になりました。でも、来る前はもっとハイテクな装置が街の中にたくさんあるのかな、と勝手に思っていたのですが、普段は他と変わらない普通の街なので、いきなりテクノロジーで街をガラリと変えるっていうわけではなく、こういう手法があってもいいんじゃない?とアルスセンターを作り街のイベントの時に街のことがわかるテクノロジーを使ったブースだったり、アルスから地域のクリエイターに仕事を発注したり、など。一方的ではない取り組みを行っているのを来て初めて知ることができました。
 
あとは、時間の流れについてが興味深く、平日の昼間っからビールワインを飲むおばさまおじさまが多い!そして日曜はどのお店も閉まるので食材を買い忘れると悲惨なことに!(笑)ヨーロッパの人はどういう時間の使い方をしているのかとても気になりました。最初はこの時間の流れになれず、日曜も開けてよ〜と思ってましたが徐々になれ、むしろ最後には日本も年中無休にしなくてももっと休んだ方がいいよってなります。
 
また、いつ かリンツに来たい。アルスエレクトロニカに出展できることを願って。。。(笑)さらばリンツ

アムステルダム eyemuseumとぶらぶら散歩

 

アムステルダム 美術館・ギャラリーめぐり
 
アムステルダムは意外にも美術館が多くて、朝から細かくスケジュールを刻んで回る予定でしたが、1番はじめに行ったeyemuseumが良すぎて半日ぐらいいた気がします。(笑)
全然関係ないですが、夜のアムステルダム↑ 綺麗・・・
 
Eyemuseumはアムステルダム中央駅から船に乗って(ゆーて船に乗っているのも5分ぐらいですが)すぐ対岸にあります。
 
映像関連の歴史や企画展をやっているようです。まずミュージアムの建物自体がすごい。。。
 
中も綺麗で、展示に入らな行くても、カフェから海全体を見渡せるので、カフェのみ利用している人も多い印象でした。
 
 
まずは常設展へ。小さい子でもわかりやすいような仕組み(小さい子が持てるipadみたいなディスプレイを設置している)や、グリーンバックがあって合成を楽しめる装置など、よくある映像の歴史がつらつら展示されているだけでなく、実際に触れるのが非常に楽しかったです。映像学部卒業ながらも、そんな映像の歴史詳しくないのですが、あれは昔、授業でやったあの機械や・・・!みたいなものもありました。(笑)つい最近、リンツ工芸大のメディア考古学でやった、マジックランタンも普通に置いてあって、これもテンションあがる。
 
そして、なにより次の企画展が非常に良かった。。。
タイの映像作家のアピチャッポンを取り上げていたのですが、知らずに見ていて衝撃...。一回大学生の時、京都での展示は行ったことがあったのですが、その時とはまた違った印象。アピチャッポンの作風が変わったというより、私が変わったんだと思うけれど、大学生の時は見て、むむむ、難しい...と感じたことも今回見たら、すっとはいってきてずっと見ていられるかんじでした。
 
Fireworksって作品は真っ暗闇の中、花火や通りがかりの人がカメラのフラッシュを炊くことで時折、中心のオブジェが見える。そして、別の作品はひたすら真っ暗な中、遠くの中心に何か見えるような気がするけれどそれが何かわからない映像。
作者本人の出身地をメインの映像が多いんだけど、ただの記録映像(インタビュー映像)になってないのがすごい。
 
大きな空間のまんなかに丸型のソファがあり、それに寝転がりながら8面ぐらい囲まれた映像で見れるのは贅沢でした...。
 
基本静かな作品で直接的にメッセージを伝えているわけでもないんだけれど、見ていてなんか同じアジアだからかはたまた私が沖縄出身だからか、親近感を感じます。
 
しかも、学部の先輩がアピチャッポンを専門に大学博士まで行っているのでこの興奮を伝えたら、本当はfireworksはガラスやアクリルに反射させることで、花火が飛び散った瞬間に壁にも投影されるらしい...。日本でも展示するらしいのでこれは見にいかな...と思いました。
 
 
 
Eyemuseumで放心状態になった後、美術館ではないですが、また船を渡ってmediamaticfoundationというところへ。地域団体で自然と科学をテーマに色々活動しているみたいです。実際、施設自体はやっていなかったですが、ビニールハウスで野菜?を栽培していたり、建物の中を窓越しに観ると、講演会できるようなスペースもありーの、ラボみたいなところもありーのでとても気になりました。しかも立地が川のすぐ横なので、気持ち良さそう...。アムステルダムは他にもこういう地域活動をしている団体がいくつかあり目星をつけて行ったのですが、どれも楽しそうでした。
ベルリンはもっと閉鎖的というか、若い人が経営している印象がありましたが、アムステルダムはもっと地域にのめり込んでいる感じがして、隣の国でも違うんだな〜と思います。おそらく、立地もあると思いますが。家族ずれもたくさんいて、家族でこういう地域団体に参加する人も多そう。
 
 
そして、逆に薬も合法だったり、ヤバイ系(アダルト系の)の劇場、お店もたくさんあるのが驚き。本当一本道を入ると、おしゃれな雑貨さんの裏がやばいお店だったりするので、え〜〜〜ってなります。(笑)
 
逆にここまでオープンな方がいいのかも。小さい子も多いし、普通にアダルト系のお店もたくさんあるし、アムステルダム性教育ってどうやって教えているんだろう、って興味が湧きます。
 
 
 
そして歩いて、De Hellen amsterdamへ。ここも美術館ではなく、大きい色んなお店がはいっている施設ですが、地下が自転車置き場になっていて、そこの構造が言葉だとなんか伝えにくいけれど面白い。
 
アーケードの真ん中では、コーラスやっていたり、その横では古着屋さんが出店していたりと、なんか街に溶け込んでいる感じがしてとても良い。
 
その横にあるフードコートは、20店舗ぐらいあって、そこも日曜ってのもあるけれど、広いスペースにもかかわらず満席でした。
 
おそらく建物は元からあって、中だけ改装している感じなんだけれど、最近東京とかにもよくできている、地域密着型の総合施設だけれど、若い人だけではなく、おじいちゃんお婆ちゃんも利用しているのが、特徴的。
 
日本でも同じモデルをやろうと思っても、ここまで幅広い年齢層の人たちが使いたいって思えるような場所になるのってなかなか難しいよな〜って思いました。
 
 
アムステルダムは、首都といいながらもスーパーもありつつ、きちんと小売業店も残って地元の人も観光客も利用しているのが素敵。しかも、お店もセンスがあるところばっかで、なんか他のヨーロッパの国にはない独特さを感じました。
 
住みた〜〜〜て思ったけれど、もちろん物価と語学の壁高し。
 
 
国立美術館は時間がなくていけなかったですが、またいつか来る際はきちんと予約していこうと思います〜。
アムステルダム中央駅にはグランドピアノが置いてあり、自由に弾いてくださいって書いてあった。素敵!
 
そして、この日は18:30の電車でフランクフルト、0:05フランクフルト発で朝06:00ミュンヘン着という怒涛のスケジュール(宿泊代をケチっただけ)の移動!
 
ユーレールパスで元を取るために必死になっている感はありますが、このおかげで200ユーロぐらい、元はとれた気がします(笑)