人生しきりなおしちゃん

人生しきりなおしちゃん

25歳女子。仕事やめて大学院へ行くの巻

ベルンと念弾のチューリッヒ動物園!フライタグ本店で激安にカバンを購入!!!

ツェルマットから鉄道でベルンへ。ベルンは旧市街が世界遺産ということですが、個人的には、ヨーロッパいろんな街回ったので、あれっ特に他の街と変わらない気が・・・と思ってしまいました。(失礼)時計台は綺麗でした。
 
でも、ベルンは人も多く、お店も多いので何か買うのにはいいかもしれないです。
ただ物価は激しく高い。サラダ食べたいって思って、買ったら日本円で2500円とかで発狂しました。なんか違う数字見てて1400円ぐらいかと思ってまあこれでも高いけれど、、奮発するかって買ったのに・・
もしかしたら、スイスはお金持ちの年配夫婦が来るところなのかもしれない・・・。
ツェルマットで疲れたので、少し街を歩いただけでホテルで寝ました。
 
 
ベルンは夕方ついて、1泊して次の日朝、電車でチューリッヒへ。
ここは念願のチューリッヒ動物園を何としても見たいと、ルートに入れました。
 
チューリッヒ中央駅で荷物預けたのち、(コインロッカーがめちゃくちゃあります)
トラムに乗って動物園へ。入場料は3200円とここも発狂の値段ですが、ここに来るために来たと思って奮発して支払い入場。
 
 
チューリッヒ動物園は世界一幸せな動物園と、ブルータスで特集されるくらい動物が広い敷地にのびのびと飼われています。ただ、時間が時間だったのか、ライオン・ヒョウ・トラ・クマなど弱肉強食の世界の上位に来る動物は全て爆睡。全然顔見れなかった。平和か。
 
 
ペンギンは最初、ロボットなのかと思うくらい機械的な動きでびっくり。
 
ゾウ専用の施設は、タイをイメージした作りになっています。とっても広いところに親子3匹ゾウがいて、見てるこっちが幸せになりました。家族いいですね。私は一人ですよ〜〜〜!!!
 
 
そして、最後に行った、マダカスカルの深林をイメージしたところが、もうすごい・・・。広大な温室の中に鳥、サルやら亀やらカメレオンやらが放し飼いにされていて、これはいくらかかったんやッていうくらいの高設備。動物園が多い日本でもこんなの作れないだろうなって言うくらいの、規模の大きさに、スイスでは絶対育たないであろう植物も沢山はえていて、単純に感動しました。きっとここに住んでいる動物はここがスイスだと知ったらびっくりするだろうな。マダカスカルだと思っているだろうに。。。映画のtruemanshowを思い出しました。(笑)
 
一つ一つ生態系も食べるものも違う動物たちを管理するのって単純に大変な中、先ほどの森林は将来的には餌をあげなくても自然に植物が生えて、それを動物が食べてという流れになるのが理想らしいのですが、それには、温度調節も重要になって来るので、いかに生態系が微妙なバランスで成り立っているのかが、チューリッヒ動物園を見てわかりました。
 
だから、単純に新しいテクノロジーができたから、それをぽんって取り入れても定着しなくて、こうやって地道に生態系と馴染むようにやっていく必要があるんだな、って言うのを感じます。
 
 
 
 
そして、また戻って、チューリッヒ中央駅から一駅にあるフライタグへ。
フライタグは一つも持っていなかったので、この機会に安かったら買おうかなという淡い気持ちを抱いて行きましたが、案の定購入してしまいました。
小さいながらも1-4階まで商品が綺麗に並べてあって、日本にあるように引き出しを開いて選ぶ方式。1階で見たカバンの形がめちゃくちゃ可愛くて、欲しいな〜と思っていたものの、2万6千円ぐらいだったので、断念しようとしつつ、その上に置いてあった別のバッグが値下げしていたので、これも値下げしているのではないかと聞いたら、値下げはしていなかったけれど、学生だったら安くなるよっと言われて、速攻購入。2万で購入できました。日本で購入すると、3万以上する品だったので、1万円も安くなって感動しました。学生割引はオフィシャルじゃないっぽく、学生だから安くなりますよねっ?って聞いたら、渋々誰が教えたんだよって見たいな感じだったので、学生の方はチューリッヒに来たら、フライタグ来るのいいと思います。(学生証見せなければいけないけれど、写真なしでも大丈夫だった。)お気に入りのバッグを盗まれたので新しくリュック変えてテンション上がる。
 
 
そして、購入した後は、またバスに乗り、ドイツミュンヘンへ。
チューリッヒからミュンヘンまでは、DB(ドイツの鉄道会社)がバスを出していて、20ユーロでいけます!激安!4,5時間で直通でつくので、電車とほぼ変わらないし、もしチューリッヒからドイツ行く際は、DBのICバスをお勧めします。隣の人がアラビアの音楽をガンガンに聞いていること以外は快適でした〜。
 
次はミュンヘンへ〜〜!
 
 

自然に万歳と物価高くて号泣なスイス マッターホルン登山!

ミラノからツェルマットへは、VISPまたはBRIGで乗り換え。
 
この2つは隣同士の駅なので、どちらで乗り換えてもそんな時間は関係ないみたいですが、googlemapによると、VISP乗り換えになっていたので、とりあえずVISPまでのチケットを購入しました。
 
1時間半ぐらいで到着。VISPからツェルマットに行く最終列車のようで、VISP駅、誰もいない。恐怖。でもホームの看板にはちゃんと時間書いてあるからと待っていたら、なぜか40人ぐらい迷彩を着たスイス軍がわんさかホームに上がってきて、銃持っているし、ひいとなりました。別に悪いことをしている訳ではないけれど、あからさまに銃を見て、これ一発で死んでしまうと思うと、恐ろしい。というか、日本で平和ボケになりすぎているんではないかと反省しました。
 
 
時間通り来て、ツェルマットへ。ツェルマットは22:20ぐらいに着きましたが観光地なので、夜も人が多く、しかも治安が良いみたいなので問題なくホテルへ。地図でホテルの場所についてもホテルがなくて、やべえって思ってたら、すぐ近くのバーの人がホテル一緒に探してくれてしかも電話までしてくれ、見つかりました。優しみ丸。
 
 
ホテルに着いて、お風呂入って爆睡して次の日。
いよいよツェルマットへ。雲ひとつない奇跡的な晴天と暖かさ!!
 
ホテルの人にオススメされたルートで行きました。体力がない私でも全然問題ない!!!
個人的にはベストなルートだと思います。もしスイスに行く方がいたら、ぜひこのルートをオススメします!!!
 
 
駅の前のゴルナーグラート鉄道でチケット終点Gornergratまで行き、ツェルマット鑑賞した後、また鉄道でひとつ手前の駅に戻りそこから一駅歩くルート。
 
綺麗な湖が3つも見れ、かつ下りなので体力がない人でも全然問題ないです。所要時間は2,3時間ぐらいなので、その日中に別の都市に行く人でも問題ない!
 
ただ、ゴルナーグラート鉄道の切符が高い。1万円というぼったくりさですが、せっかくスイスきたのだから・・・と思ってここは奮発してもいいのかと思います。(私はユーレールパスあったら、安くなるということを聞いたのでドヤ顔で見せたら、これは適用外と言われて、動揺しました。マジで注意)
 
鉄道に乗ったら、絶対右に座る。
右にマッターホルンが見えます。私は左に座ったので、悔しい思いをしました。(笑)
 
そして終点着。思ったよりも全然寒くない。そして、中国観光客の嵐でアジア人の私もその波にもまれて、団体観光客の一員になってました。(笑)
 
 
マッターホルン見てると、美味しそうって思うのは私だけでしょうか。なんか31のフレーバーにマッターホルンって名前があったのか何なのか、チョコレートみたいに思えてきます。幸せ。
 
 
 
もちろん一人で来ている人はほぼいないわけですが(笑)26歳になったこんなところ一人でこれるようになって。私って何になるのでしょうか。としみじみしつつも、今回は、これを見ることが最大の目的だったので、達成感モリモリでした。
 
9月に留学きて、3ヶ月なのでもうすぐ半分経つのか〜と思った時に、まさか去年までこの時期、忙しくてひいひいしていたのに大学院来て交換留学できて、ここにこれたのって人生の中でもきっと記憶に残るだろうなあ。会社辞めた分、また改めて頑張らなな〜と山を歩きながら思いました。
 
単純に留学来てから、美術館や作品を見る日々だったのでこうやって大自然に囲まれて振り返る機会って本当贅沢。なかなか味わえない。
 
 
湖もこんな綺麗〜ひ〜。

https://www.instagram.com/p/BaWx-6cHiCUy03xy-vsm0tLL2aP6Sv0ceMQaZM0/

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もちろん一人なので三脚を人だと思うようにしました。
 
 
 
 
無事、駅についてまた電車に乗り、ツェルマット駅に戻り、荷物を取った後、いざベルンへ。

ミラノ 日帰りで全力美術館巡り

 

夜行バスでリンツからミラノへ。
安定のFlixbus。もうヨーロッパに来てから、10回は乗っているのではないかと思います。(笑)
 
アプリにクレジットカード登録しておけば、すぐ予約できるしバスも綺麗でwi-fiも使える。しかも安いので、13時間ぐらいもへっちゃらです。大学生の時は、8時間ぐらいの京都から東京までの夜行バスも嫌だったのに、ヨーロッパに来てからはバスに慣れて、13時間でも余裕に次の日活動できるので、勝手に若返った気がしてます。
FlixBus大好き人間なので、留学終わる前にFlixBusについて記事を勝手にまとめようと思います。
 
 
 
 
ミラノでは、ミラノ中央駅にてまず荷物お預かりセンターへ。
5時間?で6ユーロ。高い。でもコインロッカーがないのでここでみんな預けます。
朝9:30ぐらいに行くと長蛇の列。しかも、受付が1つしかないので待たされます。もっと早い時間に行った方がいいのかも。
これを参考にしました。
 
そして、事前に買っていたミラノカードを受け取りに観光案内所へ。これがなかなか見つからず30分以上かかる。予約した時に送られて来たメールに行き方の動画が添付されていましたが、それでも見つからず、思わぬところで時間のロスが起きました。悲しみ。ミラノ中央駅が大きすぎる。とりあえず、駅の端っこの小さいガラス張りのブースです。
 
ミラノカードをやっとのこさゲットした後は、ドゥーオモへ。綺麗!先端刺々しくて刺さったら痛そう。
ここでも自撮りをしている人が多くて、自撮りをする人を収集している私は(研究の一部!必死の弁解)絶好のシャッターチャンスでした。
そして、ドゥーオモ列が多くて断念。
 
 
その隣にある
Museo Del Novecento
1900年代を主としたイタリア人画家の作品が並ぶ。その奥にポップアートもあってそこが面白い!
 
 
 
Mario Merz Zebra(Fibonacci) 1973
シマウマの線の数(自然的なリズム)を数字に置き換える作品。
個人的に自然→物理的な数値に興味があるので、非常に興味深かった。
展示方法も素敵。
 
 
錯覚を使った作品も置いてあり、体験するものは承諾書を書かなければいけないものもあった。
特にこの光の線を写すのが面白かったです。
 
レオナルドダヴィンチ科学技術館
思った以上に面白くて、一番長い時間滞在しました。
レオナルドダヴィンチの構想した機械のスケッチから、本当に機械を作って展示されています。
ただ、どんな機械なのかはわからない。
 
他にも電話やラジオ、コンピューターの歴史から宇宙・自然についての展示もあり、小学生の学外見学もしていたのでミラノの学生は馴染みのある場所かもしれません。
 
モールス信号は初めて体験したのでテンションが上がる。(MIZUKIって打った)
他の建物には蒸気機関車・潜水艦・クラシックカーも展示してあり、私が思っていたよりもはるかに大きくてびっくり。
 
1階では、ファブ施設とバイオ?研究施設もあって、アルスエレクトロセンターと似ていました。とても綺麗だったから最近できたのかも。ここでは、中学生?ぐらいの子たちが授業受けてました。学校の近くにこういう施設があったら楽しいだろうな〜。
人に反応する生物の展示。最初気持ち悪いと思っていたけれど、ずっと見ていると愛らしく見えて来ます。
前読んだ、「人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか」という本の中でも、あえて動きを全て制御するのではなく、ある程度ランダム性をもたせた方が生物的な印象を持つ、というのを思い出しました。
 
wifiがなかったのでgooglemapで位置確認しながら、ひたすら歩いて到着した美術館。数年?に一度あるミラノサローネが行われる施設とあってとても大きいです。
時間がなかったので展示一つしか見なかったけれど、それも非常に素敵でした。こどものおもちゃ展 ということで、おもちゃがずらり。しかも誰もいない。最高。

https://www.instagram.com/p/BaWX2bBnbTl9Y_UagwBpNZsDq_ZcvylcrHyQ080/

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まず入口が顔になっているのがとても可愛い・・・。
中に入ると、椅子などがすべて大きくなり、自分が小さくなったと錯覚するブースに入ります。若干照明が暗いけれど、どれも乗れたりさわれたりするので、休日は子供で賑わいそう。そして、そのブースをすぎると、木馬などのおもちゃ展示ブースになります。昔のおもちゃ・ゲームに紛れて、ipadを使った遊びの展示もあるので、時系列というより、ジャンルで区切っている感じがします。単純にこのゴリラの照明がとても可愛い。ヨーロッパのおもちゃのデザインは日本とは違って、幾何学模様を組み合わせた形を組み合わせて作る印象。色使いも素敵。
18:00の電車でzermattに行く予定だったので最後には
Padiglione D'Arte Contemporanea へ。
なぜか無料で入れました。古典的な彫刻を現代で作るというのがテーマのようで、非常に繊細で素敵な作品が多々ありました。ベネチアで行ったダミアンハーストも彫刻が多かったですが、それを全く逆の「精巧にクオリティを求める」ことの凄さを感じました。彫刻でここまで、細かく掘れるのか、と全く知識のない私は引きました。。。
 
 
本当はプラザ財団も行きたかったのですが、少し離れていたため断念。またいつか行きたい。。。
 
〜ご飯〜
 
ミラノでは、ネットで見た美味しいドゥオーモから近い老舗パン屋さんLuini panzerottiにて
カルツォーネを食べました。観光客ばっかでしたが、めちゃくちゃ美味しい。また行きたい。
 
 
〜買い物〜
フランスは古着系のおしゃれさんが多いイメージでしたが、ミラノはゴリゴリブランドを持つ美男美女が多く、ミーハーな私はさすがミラノ〜って思いました。
 
アウトレット
DMAGは、marni、マルジェラ、ドリスヴァンノッテンpradaなどテンション上がるブランドたくさんあったけれど、意外にも値段はそんな安くありませんでした。そりゃ元値が高いからなんだけれども。これだったら。通販のyooxの方が安いんじゃないか、と思ってしまったので購入しませんでした。
 
 
あと、フランスで盗まれたカバンの中に姉からもらったイッセイミヤケの帽子も入っていたので、登山用にどうしても帽子が欲しく、変に別の帽子買って日本でまたイッセイミヤケの帽子買いなおすんだったらもうこっちで買ってしまおうと。若干日本よりも高かったけれど購入。値段をきちんと見なかったのが問題だけれど、あとでレシート見たら、2倍ぐらいしていた。。。ひえ〜。フランスで盗まれなければ・・・。
 
 
 
 
ミラノで大満足した後は、スイスのマッターホルンを見に、zermattへ。ミラノから乗り換え1回の電車で3時間ぐらいなのですぐいけます。リンツからミラノまではバスで39ユーロ。ミラノからzermattも40ユーロぐらいなので、ミラノで遊んでから、スイスに行くのが、両方楽しめていいかもしれません。
 
 
 
 
 
 

フランスで行った素敵な美術館・ギャラリー

フランスに行って、色々美術館・ギャラリーに出会ったので、忘備録のためブログ書きます。
 
 
ポンビデューセンター
パリに来たら、とりあえず行っておかないけない美術館という印象だったので行きました(笑)夜22:00まで空いているって思って夜に行ったら、まさかの展示は21:00までで、全然見ていないのに追い出されたのでgooglemapの営業時間に惑わされないようにして欲しいです...。多分、1階の本屋が22:00まで疑惑。
 
私が行った時は、DAVID HOCKNEYの展示。ビビッドな色使い。近年の作品は絵画にとらわれず制作しているとのこと。
(←その作品は追い出されてみれなかった。)
 
海の波紋の部分がとても綺麗。
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このビルの窓の色使いも素敵。
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写真で、絵を作る。それぞれ若干時間がずれていくのに、一人の人になるのが面白かったです。時間のずれが生じるのにその人になる。
 
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ポンビデューセンターメス
 
パリから新幹線に乗って1時間半ぐらいかかるので、時間に余裕がある人向けですが。
Japan-ness「1945年以降の日本の建築」特集を見に行きました〜。
パリに向かう列車予約していたので20分ほどしか見れなかったけれど、日本の身近にある建築の設計図が見れただけで胸熱。
大阪万博の繊維館の設計図、大学生にいた時、よく前通ってやば〜っていつも思っていたでかい顔の建物が実はすごいものだったっていうのをこの展覧会で知りました。(すみません)
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スライドショー見てたら、まさかの中高の母校の画像が登場して何事かと思ったら、設計図も展示されてて、フランスで母校の設計図と会うとは〜と感慨深かった...。
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数十年前の設計図や建物を今見ても、斬新で圧倒される。
日本で建築となると耐震性も考えなければいけないし、海外よりもハードル高いイメージがあるのに、大胆な構造で作られていてもうどうやって設計しているのかさっぱりですが、とりあえず安易ですがすごいとしか言えない。 
 
今回、フランスで日本の建築が取り上げられた理由として今、フランスでの再開発プロジェクトで日本人建築家が設計を担当しているものが数件あるらしく、なぜ日本人がフランスの建築コンペで採択されるのか、というのを過去の歴史から遡ってみる、というのが目的の一つでもあるとのこと。(ネットで調べた)
 
パリは戦前からある建築物をそのまま中だけ改装して使用しているところが多く、
ここ来る前に行ったドイツミュンスター は、戦争で壊されたが、戦前と同じ建物になるように再建築
と、昔ながらの建築構造を大切にしている印象がある中、東京は正直、昔ながらの街並みはほぼ全くなく、常に新しい構造物を立て続けている。個人的に、昔の建造物を使用することで、観光地化も見込めるし(京都もその一つと言えるかも)、東京の統一性のない建物群に良い印象が持っていなかった分、今回日本建築が取り上げられることが意外だったが、逆に戦争後、今までのものを否定した後だからこそ、新しい建築を生み出し、実践しやすかったのかな、と思いました。 
 
 
 
Halle Saint-Pierre 
 
モンマルトル駅からすぐにあります。
たまたま行ったらちょうど、アメリの監督ジャンピエールジュネの展覧会が開催されていました!
 
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セットに使用した品々がいたるところに。発狂。
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f:id:tana_mi:20170922195956j:plain小道具から、絵コンテまであってときめきました。
ジャンピエールジュネの映画は、内容もいいけれど映画に登場する小道具たちが特に素敵。
その小道具自体は元々ある机〜とかいす〜ランプ〜とかじゃなく、そもそもその小道具自体を発明しちゃうセンスがすごい。
 
この脳みその道具とか訳わからないもんな。笑
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アメリだけじゃなく、エイリアン4などなど監督作品の小道具たちが展示されているので、ぜひファンは行って欲しいです...。
 
 
モンマルトル少し下るとある、アメリの舞台のカフェで一人クレームブリュレも食べました。
隣に日本人の男性の人座ってその人も、ことりっぷ的なガイドブックを見ながら一人食べてて、喧嘩したカップル見たくなり非常に気まずかったです。
 
去年、クレームブリュレが好きすぎて、インスタでクレームブリュレアカウント始めたのですが写真を投稿してたら、見栄えがほぼ同じということにテンションが下がり、止まってました。が、これを機に再開しようと思います。
Instagramで 「#クレームブリュレ紀行」 で検索してください。(笑)
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LE BAL
 
Halle Saint-Pierreのそこからちょっと歩いたところにある、「LE BAL」というアートセンターもとても素敵でした。
 
小さいですが、入ってすぐ本を売っているところの壁が、阿佐ヶ谷駅の地図(笑)おそらく、寺山修司のハプニング?の時のやつかな〜って思うのですが記憶が定かではないですが、完全に親近感が湧く(笑)
 
私が行った時は、ロシアの2つの民族の争いについてのドキュメンタリーがシーンごとに6-7話ぐらいに分けて展示されてました。
映像が非常に綺麗なんですが、内容は、争いなのに、映る映像は小さい子供の目線でまだ内容はあまり把握できないけれど、子供ながらのピュアな目線が強調されて、見ていてとても辛かったです。映像って誰でも取れるけれど、それを作品として発表して誰かに伝えるのって、誰でも映像が撮れる時代な分難しいと思うのに、単純に、子供が将来のことを話すとか、家族で食事をするシーンとかだけで、何か伝わってくる感じがして、すごいなと単純に思いました。
 
 
 
 「AUTO PHOTO」自動車をテーマにした写真展
フランスで見た展示で一番、ときめいて、展覧会の本買うかどうか30分ぐらい迷いました(笑)
車をテーマにしただけで、こんなに幅広い視線があるんだっていうのが目から鱗。
最初は車から見える風景、車のサイドミラーから見える景色、車自体、車に乗る人、運転している人、車の駐車距離、
車が作られるまで、捨てられた車、カーショーのモデル女性、などなど。車一つだけで、写真の種類も豊富。見応えがありました。写真とは関係ないけれど、自分も作品を作るときにあ〜もうこの題材の作品あった〜で終わるのではなく、ものは同じでも違う見方をすれば全然掘り下げられるんだな、って違う意味で感動。
この展示は9/24で終わってしまうけれど、今後フランス行くときにも是非行きたいと思います。

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今回のフランスの旅、王道のルーブル美術館に行かず(入場の列が長すぎて諦めた)細かく街を歩く旅でしたが、荷物を取られて絶望した以外は非常に有意義な旅でした。また近いうち、海外に住んだら行けたらいいな...。