人生しきりなおしちゃん

人生しきりなおしちゃん

25歳女子。仕事やめて大学院へ行くの巻

ベルリンギャラリー巡り! ベルリン2、3日間記録

本日行った美術館
 
Hamburger Bahnhof
KW institute for contemporary Art
ベルリンユダヤ博物館
 
まずは、Hamburger Bahnhof!
 
現代アートって言いながらも、常にベルリン新しいアートがでてきているから、もはやクラシックな展示だよっと昨年までベルリンに住んでいた方から聞いてましたが、アンディウォーホル・ヨーゼフボイスなどなど、もう巨匠という方々の作品をきちんと見るっていう機会がヨーロッパに来てなかったので、個人的には改めてこの機会に見れて新鮮でした。
 
 
東京都現代美術館にあるヘアリボンの少女で有名なRoyLichtensteinから始まり、でででんとアンディーウォーホルが並びます。今やUTでも出てるし、キャッチーな感じがするけれど、こんなにおおきなキャンバスでシルクスクリーンされた包丁・花を見ると圧倒される。毛沢東の作品なんか、もう大きすぎて存在感がすごい...。そもそも、あの時代にこの色で写真をシルクスクリーンし、絵画として発表するという試み自体がすごい...。正直ニューヨークのMOMAでみたときは、みんなinstagramにあげるぞ〜〜!みたいな感じの写真争奪戦であまり見れなかったですが(笑)ここはそんなに人もいなくてじっくりと見れました。
 
 
広告を会がにするっていうのが面白かった。そもそもアンディーウォーホル自体も元々広告のデザイナーだし、ちょっとキャッチーさのある絵っていうのがいいのかもしれない。
 
あと、ヨーゼフボイスは映像作品多し。今見ても、やっている事が新鮮というか、今のアーティストでもヨーゼフボイスのような作風の人思い当たらないっていうくらい。私が知識ないっていのもありますが(笑)やっぱりぶっ飛んでる...。
でも、最終的なアウトプットよりも、今やろうとしている試み自体がアートであると言ったのはヨーゼフボイスが第一人者だと思うし、行った事もやっぱり誰も考え付かないような事だと思うので、見ていてのめりこまれます。1番奥に、ヨーゼフボイスの作品ピアノと黒板に書いたなにかがある。
 
 
そして、一回出て奥に行ったところの常設展?も面白い。
 
 
Olafur Eliasson  highlighter
金沢21世紀美術館にもカラフルなオブジェがあるけれど、ここでは丸い光が空間をぐるぐる回り、最後はゆっくり消えていきまた違う場所からぽっと明かりがつく。何か生き物のようでずっと見いってしまいます。
 
Bruce Nauman 
room with my soul left out,room that does not care 
 
ブルースナウマンは、大学生の時ベネッセミュージアムで100回生きて死ね、が衝撃すぎてそれから卒業研究の時も文献調べたりしてました。この作品は、4方向にわかれた空間の中に入る。真っ黒のオブジェクトの中で半分行き止まりになっている。
とりあえず、大きいな空間にこのオブジェがあり、その中も暗い。とりあえず、中にいると気分が暗くなります。笑
 
入り口入ると3つにわかれてあり一つはレンガの行き止まり、もう一つはまっくろなかべの行き止まり、もう一つは外に出れる通路、それを選べって言われている気がしました。
 
 
 
出口はひたすら、照明にexitとかいてあるのですぐわかります笑
ここまでかかなくても笑
 
 
じっくりいたら、半日はいれるぐらい濃厚な場所でした。
これはベルリン行ったら見るべき、、、。
 
 
昼を食べて、KW institute for contemporary Art へ。
昼といってもお金がないので、昼はスーパーで0.59ユーロのパンを買って道で立ち食い。悲しい笑
 
思ったよりも小さかったです。
入ると、遠くから、犬の鳴き声が。声がする方へ行くと、真っ暗な空間にスピーカーが10台?ぐらい、中心を囲むようにたてられていて、
真ん中に座ると大勢の犬が苦しんでいるうような声が真っ暗な部屋で全方位から聞こえます。声だけで、状況が思い浮かぶ感じがして辛くなります。
 
その隣の部屋では、おそらく釣り針に舌が絡まって血が出ているアザラシの写真と、その奥に「I’m coming」という題でひたすら北極?を海から撮影した映像が流れてます。
これも、きっとアザラシが死んでしまったんだろうな、という妄想を勝手にして辛くなる。
 
直接的に○○をしました。と伝えなくても視覚、聴覚で内容が伝わる仕掛けは色々あるけれど、これはその中でもどストレートに動物保護を伝えている感じがして、アートというより訴求や、、、と思いました。ニュアンス難しいですが、、、考えさせるというよりも回答があるみたいな。
 
 
そして、次に向かったのが、ベルリンユダヤ博物館。
改装してとてもきれいになったらしい。ユダヤ人の歴史から第二次世界大戦のこと、戦後のことまで細かく展示されています。オーディオガイドに日本語があったので借りましたが、行く際は絶対借りた方がいいと思います。本当丁寧に紹介してくれます。丁寧すぎて多分全部きいていると、3時間以上かかると思います。(笑)
 
展示内容も興味ふかいですが、展示方法も工夫されていて、小さい子でも、飽きずに見ていられる気がします。ヘッドホンをつけて壁に頭を近づけると音声が流れる装置?もいろんなところに置いてあって、こうやってポーズからユダヤの方の文化をしれる体験もできるのが面白い。
 
 
ここは、あくまでユダヤ人の歴史メインなので、もちろん戦争のところはドイツとの関係は書いていますがそれにかかわらず、展示されているのが興味深かったです。
 
 
他にも、Martin-Gropius Bau 、工業製品博物館も行きましたが、あまり面白くなかったので時間あまりなかったら行かなくてもいいかもしれません。。。
 Martin-Gropius Bau は企画展をいくつかやっている感じなので、企画展にもよるかもしれません〜!
ただ隣がベルリンの壁とベルリンに関する歴史ミュージアムがあるのでそこには行くべし!って感じです。気球も飛んでます。
 
そして、今日はベルリンから安定のFlixBusでアムステルダムへ〜〜長旅〜〜!ひ〜!
絶対FlixBusのまとめを書きたいぐらいFlixBusの愛がすごい。笑
 

穴場!ニュルンベルグがとても素敵・・・リンツからベルリンへ1日目

 

 

リンツからベルリンへユーレールパスで行きました。全く使い方が分からなかったのですが、一旦とりあえず乗車してみたら、もちろん席指定券はついていないので、途中で席予約した人がいて乗り換えのニュルンベルクまで途中から立って待つ。3時間中たっていたのは1時間だったから良かったのですが、乗り換えてベルリンまでは4時間以上かかるので、降りたら速攻チケットセンター行きました(笑)
 
 
指定席はプラスで4.5ユーロで購入できました。この値段で確実に座れるのであれば全然良い。ユーレールパス長時間乗る時は必ず、チケットセンターで指定席を。また一つ学びました。。。
 
乗り換えまでニュルンベルグで1時間半ほど時間があったので少し観光。事前にあまり調べて行かなかったのですが古い建物もたくさん残っていて、素敵な場所!
 
 
 
おそらく、旧市街と新市街が分かれていて、教会やお店は旧市街。そこにはいるまでもきちんと城壁があって、お堀もあって戦争で街全体がボロボロになった後でも元どおりに綺麗に再建してありました。教会、建物は元どおりに再建されていても城壁まできちんと再建されているのはここに来て初めてみたので、感動!まさに中世のまちづくり!!!
 
祝日だったので、お店はほぼ閉まっていましたが、その分のんびり観光できました。
オブジェでなにやら人がたくさんいると思って近づいたら、みんなこんなきれいなオブジェには目をくれず、ポケモンGOしてるがな〜〜〜!!!笑 レアなポケモンもらえるっぽい。アプリアンインストールしたのを後悔しました。
 
あと、なぞの噴水。普通に子供いたら気まづいわ。
 
教会の装飾が細かくて素敵でした。ドイツの中だけでも全然建物の作りが違うので、街に行ったら絶対教会に行くようにしています。
 
謎に値下げされているサンタとされていないサンタが共存。違いがわからん。
 

https://www.instagram.com/p/BbKkyBxHLMVcnWUSOgcbkQoCWeSPsojlP-j7C00/

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100%独身って書いてある、クッキー。
これ私買わなでは・・・。
 
そして、また列車に乗ってベルリンへ〜。4時間は遠い。列車で寝るのは荷物盗まれたら怖いと思い、寝られないし。基本今まで移動はバスだったので、こんなに列車に乗ったのは初めてでした。日本だったら、東京から青森ぐらいですかね。
 
ベルリンに到着した時の率直な感想は、完全に都会。他の都市は、割と戦前の形で再建しているところが多かったですが、ベルリンは東ドイツ、西ドイツにわかれた中間地点であるせいか、もうごちゃごちゃしています。人も多いし、個性的なおしゃれな人が一気に増えました。っていうよりも、他のドイツの都市では全然みなかったのに、みんなベルリンに潜んでいたのか、って感じです。
 
 
そのまま、入学する前色々質問してお世話になった方のスタジオに行き見学しました。ベルリンは家賃も安いし、程よく新しいものが入ってきて、まだ形が完成されていないもの、アンダーグラウンドなものが多いのでおもしろいとおっしゃってました。たしかにまちを歩いていても、もちろんショッピングモールもあるけれど、個人のお店で自分の好きなものを売ってみた!みたいなお店が多いので、なにか始めるにはいいのかもしれないな〜。と思いました。ニューヨークは、全てが高いのでもはや修行する場所、なにか初めても継続するのが大変と行っていたけれど、ベルリンは始める、そして継続するっていうバランスが良いのかもしれないです。
あと、やっぱり戦争の中心地だったっていうのも関係している気がしました。過去から全て新しくならないといけない、というのから新しいものを受け入れてもらいイメージがしました。だからこそ、現代アートのギャラリー・美術館も多いし、アーティストには優しい街のような気がします。私も住みた〜〜〜ってなりました(笑)
 
 
1日目はよるについたのでこんな感じで、次は2日目美術館巡り、記録しようと思います〜。

北朝鮮国営レストランとボロボロの遊園地の中にある市場

モスクワに北朝鮮国営レストランがあると聞いたので、これは行かな・・・と潜入しました。
地味に中心地から離れたところにあります。
 
地下3階に突如現れるだだっ広い空間。
北朝鮮料理ってなんだろうってメニュー見て見ましたが、まあ韓国料理!(笑)
でも、ここにきて韓国料理は全く食べていなかったかつ、韓国料理好きなので
キムチ、冷麺、トッポギ、チヂミなど結構頼みました。
 
 
そして美味しい!!!
特にこの白キムチ!!激ウマ。何個でも食べれる。
そしてチヂミも、野菜たっぷりで激ウマ。
チヂミ大好き芸人でテレビ出たいぐらい好きなので、感動して泣きそうでした。
 
なんか、戦後すぐの日本の歌謡曲みたいなBGMとともに、
ミニスカの店員さんたちで、なんやここわって不審がっていたことに反省しました。
 
店員さん、肌ツルツルで可愛くてここに来るってことは店員エリートなのかって
色々考えてしまいました。
 
 
結論、北朝鮮料理は韓国料理と同じですが、なかなか行ける機会ないと思うので、
モスクワ行く際には行って欲しいです・・・。
 
 
 
そして、チェブラーシカ大好き家族のため、お土産を購入しに市場へ。
日本の田舎にある潰れた遊園地のようなところにお店がうじゃ〜とあります。
マトリョーシカの量が、すごい。これ地震がない国でよかったと心から思いました。
地震あってこんな量のマトリョーシカ倒れたら、戻すの大変だよ。。。
 
マトリョーシカの値段もピンからきりですが、安いのだったら、200円くらいからありました。
この爪楊枝たて100円だったし。安っ。
 
 
そして意外にもチェブラーシカグッズがない。というのも、日本しかチェブラーシカ人気ではないらしい。ロシア人もそこまでチェブラーシカに思い入れはないと。
 
勝手にチェブラーシカはロシアのドラえもん的存在だと思っていたので、びっくり。
 
中国の観光客が多いので、基本中国語で話しかけられるけれど、日本人だとわかると待ってましたッというように、奥からチェブラーシカグッズをまとめて出して来る。(笑)
 
まんまと引っかかって購入。バッチ。
買って、ストラップにつけたら速攻無くした。泣きたい。
 
 
 
チェブラーシカマトリョーシカ。1300円ほど。可愛すぎて涙。
 
 
 
みんな同じようなもの売ってるんでしょって思ったら、よーく見るとそれぞれのお店で売っているマトリョーシカも違うので、行く方は、一つ一つ見てってお気に入りのマトリョーシカを最後に購入するのがいいと思います。ひとつ一つ手作りで形も違うので、本場のマトリョーシカ買ったら絶対思い出になると思います。
(私は買っていない)

モスクワの美術館・ギャラリー巡り

 

ネットで調べたところ、モスクワのギャラリーについての情報が集まった、サイトを見つけましたので、このサイトを見て目星をつけ、(モスクワ大きいので)ホテルから近いギャラリーから回って行きました。
まずは、winzavodへ。
 
ユニクロが入っている大きいショッピングセンターの裏手少し歩いたところにあるのですが、
落書きばかりの若干治安の悪そうなところを超えると突如現れます。
元ビールの醸造所を利用して、ギャラリーが5、6つ、ライブ会場のような場所と雑貨、文房具屋さん、そして美術系の専門学校も入っているそうです。2017年でちょうどできて10年らしく、3つぐらいある大きな施設の中に入ると、10年間で世界で起きた出来事とwinzavodの歴史が展示されていました。
 
 
ニューヨークのチェルシーみたいに、街の中にギャラリーが点在しているところは見たことがあるけれど、このように大きな施設の中にギャラリーがいくつも入っているのは見たことがなかったので非常に面白い!しかも学校も近いので、生徒さんはアーティストの展示をこんなに近くで見ながら勉強できる環境って素敵だな〜と思います。
 
しかも、ここは地下が特に面白く、ここおりていいところなの??みたいな階段の下に突如大きな美術関連の文房具屋さんがあって、それまた素敵でした。
 
どうやって運営されているのか、サイトがロシア語だったので全くわからなかったですが気になります...。
 
 
 
そして、面白かったのが、18歳以下立ち入り禁止の展示が多い。というより、規制が厳しい印象がありました。あれ?実際、展示を見て見ても、あれ?これ年齢制限する必要ある?というような展示も結構ある。何を基準にしているんだろう。
 
 
展示は、旧ソ連をテーマにした作品が多い印象でした。
例えば旧ソ連のデザインは物体をモチーフに、今昔のデザインを改めて見る作品など。
 
 
鳥かごの中に生きた鳥とその後ろに鳥を食べようとしている?顔のオブジェ。
うむ。この作家さんは過激だった。
 
 
次に行ったのは、http://www.tatintsian.com/
 
なんと行ったとき、田名網敬さんの展示やっていた。
本では見たことがあったけれど、初めて本物を見ると、迫力が全然違う。
思ったより絵が大きくてびっくし。
81歳でこんな強烈な絵を書くなんて・・・。おそるべし。
このギャラリーは、街から離れているのに、人も多くて、その前行ったギャラリーに比べて、
何倍もあって、THEギャラリーて感じ(表現、意味わからないけれど)
 
勝手に、表現の規制が厳しいと思っていたロシアなので、こんな風に海外によくあるようなギャラリーがあるのが意外でした。日本もこんな感じのないと思う。
 
 
そして、現代美術館へ。
土曜だからか、ここもめちゃくちゃ人がいます。モスクワの人は美術好きなのか、それとも美術館の数が少ないのか。私が行った時は、写真展やってました。友人との待ち合わせまで時間があまりなかったので、急いで見ましたが、7階たての建物のうち、4階分は写真!!(笑)1階分が絵画、1階分が何か企画展(ここが長蛇の列だったので見れず・・・)しかも、小さいのですぐ見終わります。個人的に写真が難しいので結構すっ飛ばして見て行ったら、30分ぐらいで終わってしまったのでもう一回戻って見ました(笑)
 
絵画の階はソ連時代の労働についての絵画が壁にびっしり。ほとんど工場で書かれた絵になってます。そう思うと日本で工場で働く人の絵をあまり見たことがない気がする・・・。
 
 
トイレに絵があってわかりやすい。多分この絵なかったらどっちにはいればいいかわからなかった。笑
 
モスクワは広いので、ギャラリーいくつも回ろうと思っても、駅から徒歩20分とかあるので、もしギャラリー巡りするときは最低3泊しなければいけない気がしました。
 
 
最後に行った、謎に遠く、そして住宅街の中にひっそりあるメディアアートの美術館は小さいながらもとても面白かったです。
 
やっていた企画展は「Documentary sculputre」
現実の記録方法、描き方の新しい人工的な方法について。完全に直訳だけれど。
今や世界中で起きたデータを技術を使って全て記録することが可能だが、それをどう集め見せるのか、について3Dプリンタマッピング、絵などにして展示してあります。
 
道路を山の形にそってマッピングしている様子。
 
未来の町をクリスタル型にしたもの。(なんでこの形担っているのかは文章がロシア語で読めなかったです笑)
 
 
ビルが溶けたようになっている。
 
 
 
 
最後に見た展示はおそらく、以上の企画展とは関係ないけれど、
強烈だった。これ法律的に大丈夫なのかな。笑
 
電車で写真とった人と同じ人をネット上で探し、電車で撮った写真の隣に展示する。

なんで、こんな場所にメディアアートの美術館があるのかわからないけれど、政府が管理している訳ではなく、モスクワの美術館ネットワークでお金をまかなってやっているそうです。小さいながらも、自身の研究が街や広場に繋がっているのでこの企画展はとても興味深かったです。

 

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